こちらは中国料理の中でも珍しい清真料理というカテゴリーに属する。
清真料理という名前を聞いた事がなかったので調べてみると回族というイスラム教を信仰する民族の料理なのだそうだ。そのため、豚肉を使用した料理はなく、羊や牛肉がメインとなる。
階段を下りて地下の店舗に入ると席数がそこそこあるにも関わらずほぼ満席。客層も多国籍にわたる。
入口の看板に書かれていたメニューには定食もあったのでそれを目立てに入ったもののこちらは平日のみ。
あまり時間のない中のランチだったので、麺類とご飯物のメニューから名物と思しき料理を選択した。
ラム肉入り釜飯
釜飯というだけあって米を炊くところからなので多少時間は掛かる。注文から15分ほど待っただろうか。
蓋を開けると意外とシンプル。具材はラム肉に玉ねぎ、人参のみ。お米もさほど色づいていない。
もう少し濃厚な味を想像していたが、シンプルで優しい味付けでラム肉そのものも臭みがない。単品でも十分美味しいのだが、流石にこれだけだと単調で食べ飽きてしまう。別におかずがあってこそ本領を発揮する料理なのだろう。
他にも興味深い珍しい料理も多いので機会があれば色々と試してみたい。