麻布十番商店街にある老舗中国料理店
焼餃子だけでも2,000円オーバーの高級店。さすがに週末といえども大して混雑していないだろうとの見立てで日曜日の12時過ぎに訪問。お店の前には予想に反して10人ほどの列が出来ていて正直驚いた。
ただその後、後続が続かないまま20分ほどが経過。更に10分ほど経ってようやく2階席に案内された。帰りも列はできていなかったのでタイミングによってかなり左右されそうだ。
メニューを見ると麺類でも2,000円超え。その中から、ニラそばを注文。暑い中、並び疲れたのでたまらずビールもお願いした。しかし、中瓶一本1,000円は高すぎる。
ニラソバ
最初に運ばれてきたのは副菜として左上から時計回りで胡桃の甘煮、青唐辛子の醤油漬け、ザーサイ。
甘く香ばしい胡桃、ピリッと刺激的な青唐辛子、繊細なザーサイと各々にいいお酒のアテになった。
ちょうどビールがなくなった頃合いでニラソバが供された。沢山のニラと木耳が印象的で木耳の色に支配されているのか、ちょっと不安になるほどスープが黒く映る。
れんげで掬ってみるとそんなことはなく、普通の醤油タイプのスープだとわかる。炒め物が乗っているため、スープは熱々で醤油の香りが立っていて全体的にはっきりくっきりとした力強い味わい。
中細麺との相性もよく素直に美味しいが、食べ進めるて冷めてくるにつれ化学調味料の味が気にかかる。
締めの抹茶アイスまでセットになっている。
単品以外にも色々と付いてくるので結果的にそこまで高い印象は受けないものの、ランチとしては敷居が高いと言わざるを得ない。特にビールの値段を見るにつけさぞかし原価率が低いのだろうなと思ってしまう。