ハト屋さんの帰りにこちらのお店の前を通り掛かった。昔から暖簾に記された「餃子舗」の文字が妙に気になっていたお店。
この日は既にお昼を食べていたのでガッツリとしたものは食べられないが、餃子を頂くくらいなら余裕があったので暖簾をくぐってみることに。
時間は13時頃だったが、先客はひとり。店内は小さいカウンターとテーブル席が2つあるのみ。年配のご主人がひとりで切り盛りしているのでこれくらいが目の行き届く範囲なのだろう。
メニューはいわゆる町中華らしいメニューが並ぶ。どれも良心的な値段が魅力的。
まずは餃子のお供にビールを。まさかのハートランドビールが置いてあるところが凄い。
焼餃子
メニューには水餃子もあったので迷った結果、焼餃子に落ち着いた。先客ひとりに対して出てくるまでにはかなり時間が掛かる。調理の様子は伺い知ることはできないが、出てきた姿から皮に包むところからやられているではないかと感じた。
その皮ですが、出来合いのものでは明らかに違うもっちりとした柔らかさ。餡もぎっしりではなく空気を含んでいるからふんわりと感じられる。
餡は昔ながらの餃子らしい味わい。辣油も自家製と思われる。あるていど期待していたとは言え、これは正直、想像以上。
もうひとりのお客はチャーハンを食べていたが、こちらも美味しそう。どこぞの宮様がわざわざお忍びで食べに来ていたと店主が誇らしげに語っていた。これは今後も色々と試したくなる。