お盆休み恒例のどぜう鍋。ここ近年は浅草にある二軒を交互に訪れる事が多かったが、今年は久しぶりこちらのお店に。先のお店よりも好印象を持っていたのだが、何故か足が遠のいていた。
18時に予約を入れて訪問。どうやら一番乗りらしい。これにはちょっと拍子抜け。店内はカウンター、テーブル席、小上がりとあるがテーブル席にして頂くことに。
まずはお通し。大根の薄切りに酒盗を添えた小粋なひと品。早くも日本酒が欲しくなる。
どぜう鍋がメインなのは勿論だが、品数は少ないものの、一品料理も注用意されている。
なすしぎ焼き
こちらはその中のひと品。570円とお値段も良心的。丁寧な造りで甘辛味噌の塩梅もよく、普通に料理としてレベルが高い。
たまらずここで冷酒を頂く。銘柄は玉乃光。
どぜう天ぷら
稚魚を天ぷらにしているお店が多いが、こちらでは開いたどぜうを揚げてくれる。それだに食感も旨味も格別だ。やや衣が多めだがカリッと油切れよく仕上がっているところもいい。
お新香
ごはんを待たずにつまみとしてお新香注文。どれもほどよい漬かり具体でお漬物と言えども手抜きはない。
どぜう鍋
いわゆる丸と呼ばれる丸のままはいった鍋。身は幾分小さめな気がしないでもないが割下の美味しさはピカ一。こちらでは鍋底にささがきゴボウが入っているので追加で注文する必要はない。
ネギはザルに入れられたものを都度供してくれる。別途、生玉子を注文して味変として頂く。
玉子汁
しっかりと出汁の旨味が効いている。赤だしを使用しているところが面白い。
鍋で余った玉子はごはんに投入して余すことなく満喫した。
お店はご高齢の夫婦で切り盛りしている。後継者はいないようなので少しでもこの先も続けて頂きたい。
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