老夫婦が営む中華と甘味のお店
お店の住所は本郷だが、最寄駅は春日が近い。菊坂を入ってすぐの場所なので歩いても5分と掛らない距離。
入口には手作りの和菓子が並んでいるが、お店に入ると中華料理を中心とした料理がメニューを飾る。
幼少期を過ごした街にもここに良く似たタイプのお店があり、どこか懐かしさを覚える。
五目そば
キャベツ、白菜、ニラ、ねぎ、玉ねぎ、人参、しめじといったバラエティ豊かな野菜に加えて、かまぼこ、玉子、なると、チャーシューという豪華なラインナップ。
中細のちぢれ麺は灌水多めのタイプ。
スープは醤油タイプではなくタンメンに近いイメージ。お味の方はというと、もっと塩味が欲しくなる。沢山の野菜から出る優しい旨味が二日酔いの時には効きそうだ。
中華以上の実力の甘味類
中華以上に甘味類が秀逸。水大福、草餅、赤飯、みたらし団子を購入。
みたらし団子
毎日ついていると言う餅はもっちりと柔らかく、みたらしとしてはかなり濃いめのタレもいい塩梅。
水大福と草餅
水大福はしっとりと柔らかく、中の餡は上品な味わい。一方、草餅はガッツリと甘い粒餡を使用。餅は葉っぱの欠片が入っていて手作り感がある。しっかりと弾力性があって各々微妙に異なるところが面白い。
赤飯は固いなと感じることが多いのだが、ふっくらとして今まで頂いた赤飯の中でも白眉。
中華よりも甘味に軍配だが、ここの餅なら餅入りラーメンも気になるところ。
かなりご高齢だが、末永く続けて欲しい。