並ばずに入店
錦糸町駅から錦糸公園、オリナスと越え、更に太平四丁目の信号を渡って、ひとつ目の角を左に曲がる。
するとこれまでの喧騒はまるで嘘のように視界にはお店らしき姿がない。
一瞬、道を間違えたか?と思ったが、少し歩くとさり気なく掛かった暖簾が見えてきた。
ショッピングモールからは近距離にあるので、休日は並ぶことを想定していたのだが、
すんなりと入る事ができ、少し肩透かし。
この日のお目当ては
背脂煮干しラーメン。亀戸のつきひで食べた後、似たようなタイプとしてチェックしていた。
自販機で食券を購入しようとするとXマークが付いているではないか!
これは困った!?普段であれば別につけ麺でもいいのだが、今日ばかりはこれ以外考えていなかっただけに困惑した。店員さんに聞いてみるとやっぱり無いと言われたのだが、やりとりを聞いていた店長さんがいいですよ、やりますよと嬉しいひと声。
券売機の設定を解いてくれてx印が消えた。
安堵の気持ちで、こちらをグビリ。
東京オリンピック仕様のビールに初めて遭遇。
合いの手にはこちら。
おつまみ皿
チャーシュー、メンマ、煮玉子が付いて250円と良心的。
出てくるまでには少し時間が掛かるものの、事前に蒸し器で温めてから供してくれる。
そんな心遣いが嬉しい。
特に低温調理されたチャーシューがしっとりと旨い。
卓上に目を向けると各種調味料類が整然と並べられている。
中でも、カレー塩、あげねぎが気になるところ。
背脂煮干しラーメン
ラーメンの具材も事前に蒸し器で温めてから供する。チャーシューは都度、切りたて。
誠実で丁寧な仕事ぶりが見て取れる。
まずはスープをひと口。ドロドロになり過ぎず、ギリギリの線で抑えられている。
心持ち煮干しの苦味が立っている感じがするが、それだけ伸び代があるとも言えようか。
中太の麺はスープによく絡む。粗みじんのタマネギがいい緩衝材になってくれる。
しばらく食べ進んだところで、先程の調味料が気になった。
まさか、煮干し系には合わないだろうと思い、レンゲですくったスープに少し振りかけてみる。
?!
思ったよりも悪くない。続いて、あげねぎ。これはこれでありだ。
最後、味変を楽しんで完食。
今回はいきなり変化球から入ったが、次回はつけ麺にもチャレンジしてみよう。