昔の同僚とこちらの居酒屋を訪問。PARCOから亀戸方面に数軒行った場所にあるので駅からもほど近い。
魚介類と日本酒がウリのお店で、その日のオススメを見ると店主自ら釣った魚もメニューに並ぶ。
最初は無難に刺し盛りにしようと思ったが、単品の刺身を二種類お願いした。いずれも店長が釣ったというメジナとプラチナアジを選択。
599円、699円とお値段も良心的。
メジナはほんのりと甘みがあり、アジは今朝釣ったとある様に鮮度の高さが感じられ、脂のりも上々だ。
それにしても黄金アジというのは聞いたことがあるが、プラチナアジというのは初耳だった。調べてみると所謂、黄金アジと同じらしく横須賀の走水で穫れた大型のアジのことを言うらしい。
ビールの後は日本酒にスイッチ。夏酒セットを頂いた。左から長野県 十六代九郎右衛門純米夏酒、風の森 ALPHA1 夏の夜空、播州一献純米夏辛の順。夏酒あって全体的にドライ過ぎた。この中では風の森が料理との相性がいいように思う。
オススメの中から鱧の天ぷらを。想像以上の肉厚で身がふっくらとしていた。衣が厚めでフライヤーで揚げた様な趣きだが、油切れはいい。
続いて、メジナのフライを。フライにするとより魚の味が濃厚になって、刺身とは違った趣きに。
この後、日本酒は飛露喜、而今、十四代などを頂いた。飛露喜、而今に至っては何と500円から頂ける。
最後に頂いたのは里芋の揚出し。一見、お茶漬けの様な見た目。出汁の旨味が里芋にも染みている。里芋は勿論のこと、出汁の塩気が日本酒と実によく合う。
日本酒は種類が豊富で、魚も店主が釣ったものも含め全体的にリーズナブルで楽しめる。これはたまに足を運びたくなった。