以前から気になっていたお店だったのだが、この界隈ではついつい他のお店に足が向いてしまいなかなか機会が得られなかった。
土曜日の13時を少し回ったくらいの時間帯であったが、ほぼ満席の盛況ぶり。
事前に立て看板のメニューを見ると基本はロースかヒレ。各々に特上があり、ロースに関しては更に特選上や熟成豚の定食が用意されている。主軸はあくまでもロースなのだろう。
とんかつ店としては珍しい食券制で、購入後にごはんの量とキャベツの量を指定するシステム。
カウンターの上には自家製のピクルスが用意されていて、こちらは自由に頂ける。ほどよい浸かり具合で暑い日には酸が染みる。これだけでも十分におつまみになりそうだ。
更にカウンターにはドレッシングからソース、アンデスの紅塩、土佐醤油まで自家製の調味料が並ぶ。
特上ロースとんかつ定食(200g)
ごはん、豚汁、漬物の他におろしポン酢とわさびが付くところが面白い。
粗めのパン粉を纏った衣は油切れよく、サクサクとした食感。肉は特上のせいか脂身は多め。肉は柔らかく、脂身に塩を付けて頂くと甘みが増す。
いつもなら塩で通すところだが、折角、色々と付いてきたので各種試してみた。
おろしポン酢はあっさりと軽やか。わさびには土佐醤油を合わせる。普通の醤油だと味が濃すぎるところだが、いい塩梅でマイルドなので相性がいい。自家製ソースは少し甘めだが嫌味な感じはなくかつとも合う。
それぞれの味変が想像以上お陰で最後まで飽きずに頂けた。