中央通りの一本裏手にある老舗。高島屋からほど近い場所に店を構える。
平日のランチに訪問。暖簾をくぐると辛うじて空いている席があるもののほぼ満席の盛況ぶり。スーツケースを携えた旅行者の姿もちらほら散見される。
久しぶりなので職人さんの姿も当時とは変わった様子。
メニューを見ると握り、ちらしともに1,980円から。
ちらしも気になるところだが、握りを注文。
にぎりずし
握りはイカ、まぐろ2貫、貝、かつお、玉子、穴子の全部で7貫。これに3種類の巻物が付く。量としてはいささか少なめであるが、値段とクオリティのバランスを考えれば無難にまとめている印象だ。
江戸前の握りらしく酢めしにはしっかりと酢が効いて、ネタには煮切りを塗ったものを供する。特に玉子が秀逸でふんわりと柔らかくほどよい甘さ。巻物がかっぱ巻き、鉄火巻、白身の紐といった具合に三者三様なのも面白い。