台風の日に狙い撃ち
この日の午後は天候が悪くなりそうだったので当初の予定をキャンセルし、敢えてこちらのお店に訪問。
豊洲市場もさぞかし空いているだろうと思ったのだが、意外にも混雑していた。それでも何とか席は確保。
まずはお通しの味噌漬け。しまあじ、鯛、のどぐろというラインナップ。
いつもは結構味が濃くて、しょっぱなから何だかなぁだったのだが、この日は薄味に仕上げられていて後続のおつまみに悪影響を与えずに頂けた。とりわけしまあじがいい。
岩牡蠣
宮崎県産の岩牡蠣で身はふっくらとしてフレッシュな味わい。
さざえの刺身
壺焼きではなく敢えてお刺身をお願いしたのだが、これが大正解。特に肝の旨さが絶品で臭みがまったくなくさざえの肝がこれほどとは思わなかった。つぼ焼きで火を通してしまってはそれも半減。コリコリした身と柱の柔らかい部分と三様の楽しみ方ができる。
にしんの刺身
この日、イチオシのネタ。握りで、とも思っていたら、もう残り少しだと言われてお刺身で頂いた。身が柔らかく瑞々しくて美味。もちろん、変な臭みはまったくない。
鮪頬肉のステーキ
前回よりも完成度が増していて、タレの塩梅や火の通しもGood!更に蒸しあわびの後に残ったタレを酢飯に掛けたガーリックライスを供してくれた。これは前回にはなかったもの。
握りおまかせ
今回の握りは以下の順番で供された。特に新子が頂きたかったのでおまかせの中に含まれていてひと安心。身が柔らかく軽めの締め具合も酢飯とよく合っていた。最後の1慣のお好みは季節を鑑みてうにをお願いした。礼文島の馬糞雲丹でプラス500円ながら夏の味覚を満喫した。昨今の魚の高さを考えるとプラス料金を入れても握りだけなら5,300円と良心的だと言える。