三度目の正直
日曜日のお昼に訪れると2時間ほど後のご案内になりますと言われて諦めた事が何度か続いた。今回はそのそのリベンジ。この日は開店直後に行くと運良く直ぐに案内された。
GINZA SIXの裏手にあるビルの地下にある瀟洒な造りのお店でゆったりとして寛げる雰囲気。
席に着くとポットに入った中国茶が供される。
ランチメニューは全部で3種類。サンラー麺とシュウメイ飯が定番で後のひと品が日によって変わる。
香港式シュウメイ飯
最初にスープとザーサイに日替りの小鉢として海老焼き饅頭が運ばれた。スープは上湯に貝柱などの乾物の旨みが溶け出た滋味深い味わい。こちらはおかわりすることも可能で実際におかわりを頂いた。
海老焼き饅頭は海老のプリっとした食感で上品な仕上がり。
香港式シュウメイ飯はご飯の上に叉焼と蒸し鶏が乗り、両サイドを付け合わせの茹でキャベツが彩る。
叉焼は肉そのものの旨味十分で、ハチミツの様な甘い香りを包まれている。これに特製の卵黄ソースを絡めて頂く。まさに高級なTKGといった趣き。
蒸し鶏の上には細かく丁寧に刻まれたネギの薬味が塩加減、ニンニクのほどよい香りとのバランスがよくこれだけでも十分美味しく蒸し鶏が頂ける。勿論、卵黄ソースとの相性もいい。付け合わせのキャベツもいい合いの手になって全体的にボリューム満点。
デザートの杏仁豆腐は滑らかな食感で香り豊かな濃厚な味わい。
全体に料理のクオリティが高く満足度が高い。