久しぶりの訪問
大きな通りから少し入った場所にお店を構えている。とは言え、茅場町の駅からはものの数分程度だ。
表に出された看板を見ながらしばし検討。
どうしても限定の特上に目がいってしまう。
特にもつ入りと言う文字が気になって仕方がない。よそのお店でももつ系が入った親子丼にはこれまでお目に掛かった事がない。そうなると答えはひとつだ。
特上もつ入り親子丼
最初に供されたのは鶏の挽肉と骨をミンチ状にしたタタキとお新香。
これだけで鶏肉の素材の良さが窺える。
赤々とした玉子。しばし見とれてしまうほど。黄身は火の通りが丁度いい。
鶏肉は地鶏の筋肉質な弾力性が感じられ、噛むほどに素材の旨味がじわじわと浸透してくる。勿論、臭味などはまったく感じられない。
さあ、もつである。
結論から言うと親子丼の新たな歴史の幕開けとはいかなかった。単体では素材の良さが感じられるのだが、写真を見てもわかる様にもつから出るドリップがどうにも玉子とは馴染まない。個人的には親子丼に内蔵系は難しいのではないかと思う。
だだし、内蔵系の部位だけ別の処理を施せば化けそうな光は垣間見られた。
土曜日にランチをやっているのは嬉しい。