築地時代と変わらぬメニュー
店内は右手がオープンキッチンになっていて、左側が壁に沿ってカウンターが続いており、
限られたスペースで効率よく収容できる造りになっている。
こちらがメニューだが、築地時代と特に変わった様子はない。
カレー単品だと600円と相変わらずお値打ちだ。
合がけ
印度カレーとハヤシライスの合がけに、これに玉落としとキャベツを追加した。
これでも850円。豊洲市場の飲食店の中では、圧倒的にコストパフォーマンスが高い。
全ての品がわずか2,3分でトレイに乗って供された。
スッと入って、ぱっと食べて、ぱっと出る。
そんな市場めしのお手本と言えるスタイルはいまも健在。
まずは手前の印度カレーから。
ほどよい辛さのカレーで昭和レトロの面影をいまに残す。これが不思議とキャベツの千切りとよくマッチする。デフォルトでは足りないので追加は必須だ。
カレーに追加投入したり、時にハヤシライスに移行する際のリセット役として。
続いては、ハヤシライス。
肉の旨味がじっくりと溶けだしたルーはトマトの酸味がほど良いアクセントになった優しい味わい。単品ならば個人的にはこちらに軍配を上げる。
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玉落としはとうふのお味噌汁に生卵を落としたもので、食べ進めるうちに火が通り、ポーチドエッグ化してくる仕組みだ。お味噌汁の具として楽しんだ後は、黄身の一部をカレーに投入して最後の仕上げに入る。