古き良き昭和の香りが残る店
数年ぶりの訪問。台湾料理店が珍しかった昭和の時代から礎を築いてきたお店である。
店内の様子は昔と何ら変わらぬ時を刻む。どこかほっとした安心感がある。
赤塚不二夫氏や東海林さだお氏の色紙も当時と変わりなくお店を見守る。
メニュー
久しぶりだったのであれこれ食べたいものが多くて困る。ちまきも食べたいところだが、あまり時間がなかったため、シンプルに魯肉飯を。
魯肉飯
短冊状に刻まれた豚肉の色は薄め。濃い味付けのお店が多い中、混じりっ気のない優しい味わい。そして八角が上品に香る。
レタスが入っているのが特徴的でシャキシャキとした食感がいいアクセントになっている。
そして、喜楽のラーメンを彷彿とさせる煮玉子が彩りを添える。
冬瓜のスープは淡白な味わいながら奥底に滋味が感じられる。
いつまでも変わらずにいて欲しい一軒である。