とんかつ激戦区の人気店
小川町交差点から2,3分ほど歩いた雑居ビルの1階にあるのだが、入口が少し奥まったところにあるため、わかりづらい。店内は小体な造りながら、ダークウッドを基調にした落ち着いた雰囲気で古びたビルとギャップがある。
扉を開けると椅子が用意されていて、そこで順番を待つ。その間、メニューを手渡された。
10人近い先客がいたのだが、回転がいいのか、10分も待たずに席につくことができた。
結局、待っている間、注文を取りに来なかったので、席についてから注文。
カウンターにはたくさんの調味料類が所狭しと並ぶ。変わったところでは一番左に置かれたらっきょう。
席につくと供される漬物
調味料同様、バリエーションが豊富でクオリティも十分。
こちらのお店では厨房を含めてスタッフは全て女性なのだが、このあたりに女性ならでは気遣いを感じる。
特ロース
断面を見ると衣はやや玉子が多い様だが、別段、衣が剥がれるという事はない。
肉はほのかにうっすらとピンク色。
サクサクとした小気味いい歯ごたえで、衣の表面に油の存在を感じさせない。それくらい油切れがいい。
肉は驚くほど柔らかく、肉の旨味と油の甘みがしっかりと感じられる。
塩で頂くのがオススメで、こちらの塩は幾分、塩化ナトリウムが少ない様でとんかつにマッチしていた。
ごはん、味噌汁に至るまで手抜きはなく、全体的に質が高い。