もうかれこれ8年ぶり。いまの場所に移転してからは今回が2回目。当時の場所なら学生時代から数え切れないほど行っているものの、現在の場所になってからの行列が半端なく、なかなか足が向かない。
今回は意を決して出掛けることに。11時20分頃と早めの時間に到着したものの、建物を取り囲む様にクの字に列が出来ていてその列は裏の勝手口を越えるあたりまで続く。およそ25人ほどだろうか。
途中、食券を購入してまた列に戻る。メニュー構成はシンプルで当時と変わらない。お値段もほとんどが3桁と実に良心的だ。結局、50分ほどで店内に更に10分ほどで着丼。
小ラーメン
トッピングに野菜ニンニク。野菜の量はさほど多い方ではない。ニンニクは端によけているのでまずはその領域と違うところでそのまま頂く。
前回、訪れた時にも平打ちタイプの麺になっていたのだが、それは変わらない。やや柔らかめの茹で加減で誤解を恐れずに言うと蕎麦の様な味わいも感じられる。これは前回の印象とは違うところ。
スープに関しては往年の味と変わらず、カネシ醤油独特の芳香が実にいい。
チャーシューはかなりの厚切りが2切れ。味がしっかりと染みていて美味しい。麺が思った以上に多いのでボリューム的にはこれくらいで十分。
今回、総帥の姿はなかったが、その味は脈々と受け継がれていることを感じた。