この日はフランス展を目当てに伊勢丹に。そのついでに前から気になっていたこちらのお店を訪問。行列ができるという噂通り、かなりの列ができていた。20分ほど掛かると記されたポイント付近に。
売り場が2箇所あり、こちらは焼き立てのお菓子が購入できるので並んでいるが、贈答用などの箱詰めのお菓子を販売するところはわずか数人待っている程度。
メニューは焼き菓子が中心ではあるが、想像以上にバリエーションが豊富。
いよいよ列が近くなり、ショーケースの近くに到着すると名物のフィナンシェが大量に並ぶ。
今回は折角なのでフィナンシェ以外も気になったお菓子をいくつか購入。
カヌレ& ガレット・ブルトンヌ
カヌレは皮のパリパリ感、カスタードの塩梅、ラム酒の香りがバランスが良くまとまっていて出来が良い。ただ小さすぎるのが玉に瑕。
ガレット・ブルトンヌは発酵バターの香りが濃厚でゲランドの塩がしっかりと効いていていいアクセントになっている。
フィナンシェ3種
フィナンシェは3種類を購入。左からスタンダードなフィナンシェ、ピスタチオ、紅茶の順。ピスタチオと紅茶は共に美味しいのだが、トッピングされたものなど、どうも邪魔に感じる。
やっぱりシンプルなフィナンシェがイチバン。バターの焦げた芳ばしい香りもさることながら、アーモンドプードルの香りが濃厚で後を引く美味しさ。
レモンのケーキ
焼き菓子の周りをレモンが効いた糖衣でコーティングされているお菓子。焼き菓子の部分はバターが香り、周りの糖衣はかなり酸っぱく、コントラストが面白い。
総じて焼き菓子のレベルは高く。中でも、フィナンシェは格別。