端午の節句
ちょうどこの日は端午の節句だったので、手土産に柏餅をと思い、どこかいいお店はないだろうかと探したところこちらに辿り着いた。調べてみると当日は売り切れていたという話もあったので予め予約して訪問。
まだ開店間もない時間帯だったが、既に何組ものお客が順番を待っていた。およそ10分ほどで順番が回ってきたが、事前予約をしていたため、そこからの流れは実にスムーズ。1,2分程でお店を後にできた。
柏餅には一般的なこし餡と京味噌餡がある。自宅用にも各1個ずつと当店の名物である虎家㐂を購入した。
柏餅(こし餡)
一般的な柏餅に比べて小ぶりなサイズ。餅が柏の葉にくっついてしまうほど柔らかく粘り気がある。
こし餡は滑らかな口当たり。上品な甘さで全体的にとても軽やか。
柏餅(京味噌餡)
こし餡の白に対してこちらは桜色。もっちり具合はこちらも同様で、餅もほんのりと甘い。
白餡ではなく、味噌餡というところがミソで、上品な甘さに加えていい塩梅に塩加減が効いている。これならお茶請けとしてだけではなく、日本酒のアテとしても良さそうだ。
虎家㐂
こちらも一般的などら焼きに比べるとひと回り小さい手のひらサイズ。カステラを思わせる皮はふんわりと柔らか。
北海道産の大納言を使った餡がこぼれんばかりで少々食べづらさはあるものの、豆の粒がそのまま感じられ食べ応えがある。これなら名物と呼ぶにふさわいひと品。