街場にある小さな中華料理店
北口を出て左に真っ直ぐ進んだ処にあるお店。駅からは徒歩5分ほど。
連休中の12時半頃に到着すると片付けをする間、ほんの数分外で待っただけで案内された。
小ぢんまりとした造りのお店でテーブル席のみとなるので最大でも6組までしか入れない。相席はさせていないようなので全てひとり客なら6人ということになる。
休日のランチメニューは全部で6種類。数量限定の土鍋煮に炒め物、麻婆豆腐、炒飯、汁物の麺類、焼きそばとバランスのいい構成だ。五目あんかけ麺がてっきり焼きそばかと思ったのだが、これは汁物ということだった。ただ焼きそばも五目あんかけもできるということだったのでそちらをお願いした。
まずはビールで喉を潤しながら料理の登場を待つ。
五目あんかけ焼きそば
これにはスープと味変用に赤酢が添えられる。色は濃いめだが味は穏やかで優しい。
やきそばは一見かた焼きそばの様に見えるがさにあらず。
一部カリカリに火が通り、6割ほどは柔らかいので2つの食感が同時に愉しめる。餡にほどよい甘さがあって円やかで滋味深い。赤酢を足すと更に味に深みが加わり、結局、餡も最後まで飲み干してしまった。
スープはかなり淡白なのだが、薬膳のスープの様で飲み進める度に深みが感じられる。
五目あんかけ焼きそばでここまでポテンシャルの高さを感じさせてくれるお店はそうそうない。それだけに色々と試してみたい。
