期待の新店
蔵前の人気店「ラーメン改」の元店長が独立開いたお店。場所は担々麺の香噴噴があった跡地で木場駅の一番近い出口からは3分ほどの距離。オープンしてまだ一ヶ月ほどと新しい。
三連休の開店前に場所を確かめようと店の前を通ると10人近い列が出来ていた。その後、別の場所でお昼を食べて再び戻ってみても同様の列。それもあって、日曜日の開店15分前に到着すると並びはなくポールポジション。この日が猛暑予報ということもあって開店時でもわずか数人程度。
開店時間から数分後にオープン。まずは券売機で食券を購入。
ラーメンは醤油か塩の2種類で後は具材によるバリエーションがある。
写真には映っていないが、ビールがあったので暑さに負けて思わずポチり。
ビールはハートランドの小瓶かこちらのCOEDOの2択。おつまみ類はなかったのでラーメン以外はビール単体しか注文していなかったのだが、予想に反しておつまみを供してくれた。
ラーメンの具材の一部を寄せ集めた形だが、結構量もあって、これは嬉しい誤算。ビールもよく冷えていたので頼んだ甲斐があったというもの。
特製醤油そば
特製は1,400円といささか高い印象は拭えないが折角なのでこちらを注文。麺は手揉み麺か細麺のどちらにするか聞かれるので前者をお願いした。麺が太いこともあって10分弱で着丼。
具材はチャーシュー、鶏チャーシュー、ワンタン、煮玉子、錦糸玉子、九条ねぎ、海苔が3枚がパッと見で確認できる。更に鶏の身をほぐしたものと小さいメンマが入ってかなり豪華な構成だ。
スープは醤油の香りがしっかりと立っているが、口当たりは柔らかい。出汁は鶏をベースに節系などの魚介のをほどよくミックスさせたもので旨味十分でバランスのいい仕上がり。
手揉み麺はビロビロとしたかなり柔らかめの茹で加減だが、もっちりとしてしっかりと旨味が感じられる。スープともよく絡む。特にこの濃い醤油スープなら細麺よりも相性はいいのではないかと感じた。
具材のチャーシュやワンタンも美味しく満足度の高い一杯。
ワンオペということもあるのだろうが、カウンター上の丼などを下げる時に置くスペースに埃が溜まっていて、掃除が行き届いていない点が気になった。