記憶が鮮明なうちに食べ比べ
銀座店に続き、大門店を訪問。記憶が鮮明なうちに食べ比べると違いがよくわかり勉強にもなる。
今回のレポは銀座店との比較メインで。
最寄りは大門駅の方が近いが浜松町からもそう大差はなく、どちらも10分弱と言ったところだろうか。
ランチタイムの真っ只中ではあったがすぐに入ることができた。席に案内されると店員さんの元気な声が少し煩いくらい店内に響き渡っていた。
面白い事にテーブルに用意されている塩の種類が銀座店とは違う。アンデスの紅塩やヒラヤマ岩塩ナマックは共通だが、ペルーのインカ天日塩とモンゴルの太古からの贈り物が異なる。
待ち時間の間、塩をスタンバイ。左から時計回りにアンデス、モンゴル、ペルーの順。
揚げている様子を見ているとこちらの方が揚げた後に休ませる時間が長いようだ。
およそ10分ほどで供された。
勿論、比較の意味もあるので同じメニューを注文。
ロースかつ定食
衣は油切れよく油の残りがほとんど感じられない。これは揚げた後の休ませる時間の長さによるものだろうか。衣はサクサクと香ばしい。揚げる温度も大門店の方が心持ち低いのではないかと思う。
肉はごく薄いピンク色で銀座店と比べると心持ち肉には火が通っていている印象ではあるがしなやかさとしっかりとした弾力性が感じられ、肉の旨味を堪能できる。
塩はアンデスの紅塩は安定感があるが、それ以外にも、モンゴルの塩も塩化ナトリウムが控えめでこちらもなかなかいい。
漬物は銀座店が柴漬けであるのに対して、こちらは壺漬け。
豚汁の味噌にも明らかに違いがあり、豚汁は大門店、ごはんは銀座店が優れている。
僅差ではあるが個人的にはこちらのお店に軍配が上る。