とんかつ成蔵(とんかつ/南阿佐ヶ谷)
真髄が垣間見れられるセット! 是非今年もやって欲しい!

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年の瀬の贅沢

師走に不幸があってお正月は喪中モード。年賀状の喪中と違い、50日間は藻に服する期間として神社に立ち入っていけないし、お正月もめでたい食べ物はご法度。特に紅白を表すなます、かまぼこを筆頭に鯛など枚挙にいとまがない。とは言え、質素な料理を積極的に摂る必要もなく普通の食事として頂く分には問題がないらしい。

そこでおせち的な料理はやめた時、こちらで年末用に盛り合わせの販売をしていた事を思い出した。年末ギリギリのタイミングではあったが、まだ予約の枠が運良く残っていた。

予め前日に盛り合わせのラインナップと温め方について書かれたメールが送られてくる。
このご時世だけに受け渡し時のコミュニケーションをなるべくなくそうという配慮なのであろう。
それにしても気が利いている。

受け取りは指定された時間に外の待機場所にて待機。時間が来ると順番に呼ばれて商品を受け取る。

盛り合わせ

一番の懸念は衣の具合。持ち帰りの容器で蒸らされ、べしょべしょにならないのだろうかという点に尽きる。レアに仕上げられた肉が予熱で火が入ってしまうことは承知の上だ。

取り出してみると衣が乾いた状態だったことにただただびっくり。
指定された方法に少しアレンジを加えて加熱すると衣は驚くほどサクサク感が蘇る。むしろお店で頂くよりも油切れよく感じたほど。そして、色々と食べすすめるたび、改めて衣の凄さに感じ入った。

三谷劇場

各料理とも写真はあるのだが、あまり巧く撮れなかったので個々の写真は割愛する。
素材の火加減は想定内なので不満はない。それでも冷めても十分に美味しくポテンシャルの高さを窺わせるには十分だ。豚肉に留まらず、カキフライ、エビフライなどの魚介類からササミフライまで揚げ物はどれも旨い。

ロースやヒレ以外の(チーズ)ミルフィーユカツ、メンチかつなどの揚げ物はさることながら、サイドメニューのブルドポーク、ローストポーク、豚の角煮といった料理に至るまで豚肉の扱い方の巧みさに関心させられた。

まさに三谷さんの真骨頂を垣間見ることができた。内容を考えれば下手なおせちよりも圧倒的にコスパが高い。2020年の一度限りとのことだが、是非、今年も続けてほしい。それと同時に今度、お店に行った時に何をリピートしようかいまから迷いに迷う。

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