路地裏の名店
御徒町駅から中央通りを少し越えた路地裏にお店を構えている。駅からさほど遠くはないものの、どの通りにから入るかによって少し場所がわかりにくい。
週末の13時前。外に並んでいる人の姿はなかったので、入ろうとすると扉のすぐ向こうに立って待っている人の姿が見えたので仕方なく外で待つことに。
それも束の間、すぐに動き出したので、中に入ってみると更に店内には順番待ちの椅子があり、既に数人が待機中だった。しかし、入れ替わりのタイミングだったのか幸いにも5分と経たずに席に案内された。
メニュー
まわりを見渡しても、とんかつ以外を食べている人はいないが、メニューをよく見るとハンバーグや肉だんご、焼き豚などのメニューが並んでいてもはや洋食屋と言っていい。
中でも、豚のから揚げが、とんかつどう違うのか気になった。
席につくとお茶が運ばれてくる。どうやらお客さんごとに1つ急須が付いてくるようだ。
ロースかつ定食
注文して15分ほどで供された。一度揚げた後、割と休ませる時間が長いようだ。
そのせいか、衣から油がすっかりと落とされて見るからに油切れの良さが感じられる。
中心部がレアという事はなく、肉全体に均一に火が通っている。
衣はサクサクと小気味いい食感で、箸で切れるかは別にしても肉そのものは柔らかく完成度が高い。
特筆すべきは豚汁。
小さいひと口サイズに切り揃えられたネギやこんにゃく。(何故か人参だけは大きいが)
味の面では勿論のこと、食べやすさも心地いい。