駅チカの異次元空間
五反田駅を出て通りを挟んだ路地を入って直ぐの場所にある、古くからやっている洋食屋さん。
歴史を感じさせるレンガ造りの佇まい。
扉を開けて中に入るとタイムスリップをしたかの様な空間が広がっている。
メニューは多岐に渡っているが、何度見てもお目当ての品がない。
注文をとりにきた店員さんに聞いてみると、ありますとの事だったのでひと安心。
ハヤシライス
注文しておよそ10分で供された。
器から取り出すときに注意しないとこぼれてしまいそうなほど、具材がみっしり。
カウンター席だったので、作っている様子を窺うと、注文を受けてから玉ねぎを刻み、牛肉と共に炒める。
その後、デミグラスソースと絡めてグリンピースを添えれば完成だ。
具材が多い分、なかなかソースに行き着かない。そのため、最初はあまり掛けられない。
ようやくソースに辿り着くとビターチョコレートの様なストイックな味わい。とろみは少なくサラリとした舌触りで野菜などの甘みは強くない。
いずれにしても具材を減らしてでもソースの量を増やして欲しいところ。
ライスの量が思ったよりもしっかりとあるので、ソースが少ないとペース配分が難しい。
ハヤシライスにらっきょう、福神漬け、紅生姜が一緒に添えられてくるところが面白い。
