久しぶりに訪問。芝白金三光町と呼ばれている頃からいまも変わらぬ佇まい。
ショーケースのサンプルも古き良き時代を感じさせてくれる。
この日は一階が満席で二階の座敷席に案内された。田舎の親戚の家に来たような不思議な感覚でゆっくりと時間が流れいている。
チキンカツ
値段はいまの時代にあって据え置きの800円。今回はこれまで頂いたことのないこちらの料理をチョイス。
高校生の頃、毎日学食で食べていたチキンカツをふと頭がよぎったのもこのお店の成せる技か。
心なしかポーションが少なくなった様にも感じられるが、値段据え置きなら文句もない。
いつもの様に衣は少し焦げ気味なのだが、丁寧に作られた味噌汁と漬物。副菜の切り干し大根にごはんには昆布の佃煮まで添えられているのでむしろ恐縮してしまう。更に卓上にはごま塩を完備。ごはんを食べ進めるのには何の不足もない。
いつまでこの風景を見られるだろうか。
