このお店の前を通り掛かるとかなりの行列に遭遇する事がしばしばあったので、以前から気になっていた。
この日、お目当てのお店が満席で振られ、どうしようかと思案していたところ、たまたま行列がなかったので入ってみることに。
一階のカウンターの端に通されたのだが、後で振り返ってみると丁度、一巡したタイミングで運よく入れたのだろう。
握り16貫の特選にぎりを注文。
カウンターとは言え、1つ1つ出してくれる訳ではなく、全部が一度に供される。
価格帯を考えればおしなべて素材は満足がいく。
中でも、特にまぐろの質が高いでより全体的に好印象を受けやすい。
ネタは小ぶりだが、酢飯がぎっしりとしているので、気持ち減らして貰った方がバランスはいいように思う。
また、小肌など仕事がしてあるネタは基本的にないので、そのあたりは割り切りが必要だ。
別の日に今度はづけあなちらしを食べに出掛けた。
今度は開店10分ほど前にお店に着くと、普段見慣れた行列が。
まだ、開店前であることを知り、すぐさま列に加わった。
一巡目で入れなければ諦めるつもりだったが、ギリギリで2階のカウンターにありつけた。
ビールで喉を潤しながら到着を待つ。
その名の通り、づけとあなごがメインのちらしである。
食べ進めると、中からいくら、とびこ、貝類、エビ、玉子などがお目見えする。
とは言え、白身魚はないし、思ったほどマグロの量が少ないので、握りと比べると物足りない印象は拭えない。価格差がわずか300円なら満足度は圧倒的に握りに軍配があがる。