流れ流れて
少し出遅れたこともあって、目的の行列店に開店とほぼ同時に到着すると既に20人は並んでいた。
これは流石に無理だと諦め、近くにある別のお店に行ってみたものの、そこも既にかなりの人が。
転々として、三越にほど近い、銀座三原通り沿いにあるこちらのお店に流れついた。
並んでいるのはわずか2組だったので、食券を購入して列に加わった。
店名にもなっているこちらが売り物のようだ。
あっと驚く!
タイミングが良かったのか、殆ど待たずに席に付いた。店内はL字型のカウンターのみのお店で、何よりも驚かされたのはカウンターの中。
何と厨房には女性。しかも、西洋人が腕を振るう。サポート係の女性も外国人であった。日本人とおぼしき男性はサービスに徹している。
ある程度、マニュアル化してしまえば、アルバイトにでもこなせるという考えなのだろうか?外国人に偏見を持つつもりは毛頭ないのだが、この光景には驚きを感じ得ない。
少し脱線してしまったが、テーブルにある置かれた調味料類。
特製焼きあご塩ラーメン
席についてからは早く5分ほどで供された。天敵、鶏チャーシューの姿が真っ先に目に入る。
塩ラーメンとしてはかなりスープの色が濃い。実際にその味わいも塩と言うよりは醤油と塩の中間的なイメージなのでこれならば塩が苦手な人にも好まれそうだ。ただし、その分、魚介系の押しは強く個性的。
麺は平打ちタイプのちぢれ麺。
つるつるとした食感で、スープとのバランスはいい。
具材の鶏チャーシューは不快感なく頂けたし、低温調理のチャーシューの出来もいい。
他にも、岩のり、ねぎ、水菜、メンマと盛りだくさん。
煮玉子もいい塩梅に仕上がっていた。
それにしても色々とインパクトがあるお店だった。