オープンキッチのおそば屋さん
連休中のおそば屋さん訪問第二弾。お昼は予約ができないお店なので開店から10分ほど早く行くとお店の前には僅か数名の列。一巡目当確のポジションだったのでひと安心。
そば屋では珍しいオープンキッチンのカウンターになっていて、作る様子を見ながら頂けるので楽しい。
メニューからまずは肴選び。量が読めないのでまずはビールとひと品。
穴子の煮こごり
厚切りの煮こごりが4切れ。旨味が凝縮された煮こごりは実にいい塩梅で穴子の香りとよくマッチしている。
半分ほど進んだところで堪らず日本酒にスイッチ。本醸造は常温だが、純米酒なら冷酒があるというので日高見を。お猪口はお好みの中から選べる。
玉子焼きに行きたいところではあるが、2人前と書かれているので断念。そうなると見開きで構成されている天ぷらのメニューに食指が動く。
おそばのメニューと見比べると天せいろ系の方がコスパが高そうなのでこちらを注文。
山菜天せいろ
たらの芽、ふきのとう、こごみ、のびる、行者にんにくなど、季節の山菜が盛り沢山。衣はサクふわ。ほろ苦い香りが日本酒ともよくあいます。
つゆは色がやや薄め。つゆだけをひと口頂くと軽すぎず、甘さなど全体的にほどよいバランス。この辺りはほそ川譲りと言える。薬味は本わさびとねぎ。
せいろは喉越しよく美味しいが、もう一つ香りや甘みが欲しいところ。つゆとの相性はいい。
そば湯はそば粉を溶かして作られたもので、とろりと濃厚。
そば前が充実しているのはいるだけに週末に営業していないのが残念。