家寶 跳龍門(中国料理/銀座)
繊細かつ上品なランチコース

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銀座シックスの6階にある中国料理店。
店内は瀟洒な造りで席間が広く取られているのでゆったりと寛げる。

ランチは6,600円の飲茶から用意されていて、今回は8,800円のランチメニューをお願いした。

最初のひと皿はエリンギを蝦子で煮込んだもの。繊細で複雑な香りでシンプルな料理ながらこの先の料理にも期待が膨らむ。

前菜盛り合わせ

左から飯蛸の漬物。こちらはXO醤で和えていて香り高い。空豆のムースの上にと飛子が乗ったひと品。
釜焼きチャーシューはしっかりとした味付けで、ほんのりと甘い。牛スネ肉の煮物𓌉𓇋は味がよく煮含められていて‎とろけるほど柔らかい。紅大根の甘酢漬けはお酢ではなくレモンで味付けをしているので酸味が穏やかで上品な仕上がり。

フカヒレの姿煮入りスープ餃子

惚れ惚れするほど黄金色に輝くスープ。丸鶏と金華ハムから出汁を取ったもので上品かつ滋味深い味わい。フカヒレの姿煮と海老や蟹が入った餃子が入る。皿のどこを切り取っても隙がない。

北京ダック

メインは鶏のクリスピー揚げか北京ダックのいずれかを選択できる。今回は北京ダックを。色艶がよく、見るからに皮が張り裂けんばかりのパリパリの状態で供される。

北京ダックにすると皮がへたれてしまうものが多いが、こちらの北京ダックは皮のパリパリ感が損なわれない。皮以外にもきゅうりやねぎなど具材の塩梅もGood!

通常は皮だけ使用される北京ダックだが、お好みで身の部分を出してくれるというのでお願いした。

まるで鶏のコンフィの様な仕上がりで身も十分に味わい深い。

帆立のXO醤炒め

料理全体を通して上品な味付けなものが多いが、決して薄味ではなく勘所を押さえてたしっかりとした味付け。

精進春巻き

油っぽさが微塵も感じられないほど、パリッとした食感で香ばしい。具材の下味もしっかりとしているので何も付けずに頂ける。

焼売

ニラ焼売と飛子が入った海老焼売の2種。どちらも丁寧な作りが感じられる上品な仕上がり。

大根もち

口の中に入れると溶けるほどふんわりと柔らかい。

レタスチャーハン

ジャスミン米を使っているところが珍しい。それだけに油っ気はなく米はパラパラ。味の着地点もいい。

杏仁豆腐

デザートにはいくつかの選択肢が用意されている。上質なブラマンジェの様な味わい。

料理は全体的に上品だが味の着地点はしっかりとしている。若干、XO醤に頼り過ぎの感はするものの総じてレベルが高く、内容を考えれば十分にコスパが高い。

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