たまたま通り掛かった時にその佇まいから気になっていた町のお豆腐屋さん。
土曜日の午前中には営業しているが、午後になると15時まで店じまいしてしまっていて、なかなかタイミングに恵まれなかったのだが、営業時間に通り掛かったので立ち寄ってみた。
基本的に品揃えは一般的なお豆腐屋さんと変わらないが、手作りのお惣菜も販売しているのが特徴だ。
おぼろ豆腐、湯葉、お惣菜を購入した。
おぼろ豆腐は滑らかというよりはしっかりとした作りの木綿豆腐といった趣き。
湯葉はご主人の教えに従って1分間レンジで温めた後、わさびとだし醤油で頂くのがいいらしいのだが、あいにくだし醤油はなかったので代わりに醤油で頂いたが、なるほど温めることで口当たりが柔らかく、香りも増す。
お惣菜は左から大豆煮、しらたきのピリ辛煮、ひじきの順。基本的にどれも薄味で上品な味わい。混ざり気のない味付けは好感が持てる。特にひじきは甘すぎると思うことが多い中、甘く過ぎずストイックな味付けでおつまみとしてもいい。