浜町 かねこ(そば/人形町) 
本職顔負けの天ぷらが秀逸!

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雛にも稀なおそば屋


人形町の外れにさりげなく暖簾を掲げている。
いかにも美味しいおそばを食べさせてくれそうな雰囲気を醸し出している。

店頭に出されたメニューを眺めると酒飲みの琴線に触れる品々の酒肴が並ぶ。

店内は1階がカウンター、2階がテーブル席になっており、それなりに広いキャパシティを備えている。
初回訪問時は2階のテーブル席だったが、お洒落で落ち着いた雰囲気だった。
そして、今回は1階のカウンター席に案内されたが、天ぷらを頂くならやはり1階のカウンター席に限る。

カウンターの上には整然と置かれた調味料と奥の水槽には天ぷらの素材が泳いでいた。

まずはこちらで喉を潤す

そば豆腐

こちらは初回訪問時に頂いた料理でそばを待つ間のお酒のアテに丁度よい。
初回はこちらと天ざるを頂いたので、今回はおそばとは別に天ぷらを注文。

へたな天ぷら屋さん顔負けの天ぷら

天ぷら盛り合わせには才巻海老が2尾に3種類の野菜と穴子が付く。
まず最初は才巻海老が供された。

一定以上の水準にある天ぷら屋さんで供される天ぷらと比べても見劣りしない事が見てとれる。
薄くて軽い衣。サクッと香ばしい。

いずれも塩で頂く。サラリとして塩化ナトリウムが穏やかなタイプで天ぷらと相性がいい。

頃合いを見計らって野菜の天ぷらへと続く

茄子とさつまいも。茄子は旨味が閉じ込められていて、噛むと白くて細かい湯気が立ち昇る。普段は茄子と穴子だけは天つゆ派だが、とてもジューシーで塩と合わせても美味しい。

一方、さつまいもはホクホクな仕上がりでどちらも的確な火加減が光る。
丁度、茄子を食べ終えた頃にしし唐が追加されたのだが、残念ながら写真を撮るのを失念してしまった。

最後は穴子の天ぷら

割としっかりとした火入れでサクサクとした食感が小気味いい。

他にも単品でかなりの食材が用意されているので、天ぷら屋さんとして活用するのも一興だ。
今回頂いた天ぷら盛り合わせに2,3品も追加したら立派な天ぷらコースになる。
天ぷら屋さんと考えればコスパは高いと言えよう。

天ぷらの途中から日本酒を頂いた。ラインナップはこちら。

福島県のお酒が多い様だ。中でも、ひと際目を引いたのは泉川だ。
廣木酒造が醸す、県内にしか流通していない銘柄で迷わずこちらを注文。

癖が無くバランスがいい味わいで、勿論、天ぷらとの相性がいい。

ざるそばとミニカレーそばのセット

おそばは温かいそばのミニサイズがセットになったメニューが2種類用意されていた。
1つはかけそばが付くセットでもうひとつはカレーそばが付くセットだ。温かいおそばも食べてみたくなって後者のセットをお願いした。

つゆと薬味

つゆは色が薄めだが、塩気が弱い訳ではない。甘さをあまり感じないストイックな味わい。
惜しむらくはわさびでここまでこだわっているのなら、もう少しわさびにまで気を配って欲しいところだ。

ざるそば

そばは細身のタイプ。少し茹ですぎていたせいかも知れないが、柔らかく腰が弱い印象を受けた。
喉越しはよく、つゆだけを頂いた印象よりも相性は悪くない。

そば湯

そば湯はそば粉を入れた濃厚なタイプ。

ミニカレーそば

これが想像を上回る出色の出来映え。
スパイシーなつゆはサラリとした程よい濃さで気が付けば最後まで飲み干してしまった。

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