先日、久しぶりにクインベルを訪れた後に偶然遭遇したお店。後日、改めて訪問した。
土曜日のお昼時ではあったが先客はなし。店内は変形のL字型のカウンターにテーブル席が用意されている。
メニューは各種天丼と定食があり、いずれも1、000円台と2,000円台と下町価格。
天丼と上天丼との違いは海老が1尾か2尾の違いのみ。ということなので天丼をお願いした。
揚げ場には90歳近いと思われるご主人が立ち、その娘さんと思われる方が給仕を行っている。
ご高齢ではあるが、その所作に衰えは感じられないところが凄い。
天丼
赤だしとお漬物の他に1品小鉢が付く。この日はもずくとわかめの酢の物で異常とも思える暑い日には三杯酢の酸味が染みると共に天丼のいい箸休めになってくれる。
具材は海老1尾、イカ、キス、メゴチ、小海老のかき揚げ、ズッキーニ、ししとうと魚中心のラインナップ。素材は上等とはいかないまでも値段を考えれば十分に満足が行く。江戸前風の濃い口のタレもキレがある。
お盆休み中も8月13日から15日までは営業されているようなので、今度は定食を頂きに出掛けたい。