JRの北口から歩くこと15分弱。周りには飲食店も殆ない住宅街の中にひっそりと暖簾を掲げる四川家庭料理のお店。地元以外にも遠方からと思われるお客の姿も多い。時間が経つにつれ続々と訪れる。
店内はカウンターとテーブルが3つあるだけの小ぢんまりとしたお店なので予約をした方が懸命だ。
メニューはそれほど品数は多くなりものの魅力的な料理が並ぶ。他にも事前予約が必要な料理も目を引く。
ドリンクの価格は良心的なのが嬉しい限り。
豚肉のにんにくタレかけ
スパイシーな香りが食欲をそそる。単にラー油や豆板醤だけでなくごまや木の実などが入り、食べ進める度に複雑な香りが折り重なって深みを増す。
トマトと玉子炒め
以前、某テレビ番組でこの料理のレシピを紹介していて実際に作ってみたことがあったので注文。実際に頂くと全体がふわとろでトマトの酸味が心地良い。特にトマトが皮の部分までとろりとしている点が自分とは最も異なった。
じゃがとろ
こちらも辛くない料理。マッシュポテトの上に甘酢あんかけの様な肉餡が乗った料理でほの甘い優しい味。お酒にも合うがご飯との相性も良さそうだ。
麻婆豆腐
かなり辛い。そして痺れも強烈。それだけに毛穴全開でインパクトが強いが単に辣だけではない複雑味があって完成度が高い。
じゃがとろのポテトが効いたのか、2名で4皿が限界。まだまだ試してみたい料理が多いのでまた改めて出掛けたい。