中国東北地方料理
ガード下を秋葉原方面に進み、姉妹店の老酒舗近くの交差点を脇道に入ったところにある。
先日、近くにあるインド料理さんを訪れたときにどちらに入るか迷った。その際、緊急事態宣言に見切りをつける貼り紙を見て改めて出直した。
店名が表す通り、こちらのメインはラム肉。炒め物からチャーハン、餃子まで至るところで使用されている。その中でも、名物であるラム串がお目当のひとつ。
ラム串五本セット
通常、2本ずつとなる5種類の串を一本ずつ試すことが出来るのは嬉しい。調理場奥には炭焼きコーナが設置されていて、専任のスタッフがこれにあたる。
炭の準備が整っていなかったせいか、20分ほど時間が掛かって供された。
見た目ではどれがどれだか判断するのは難しいが、メニューの順番に合わせて並べてくれているのでありがたい。写真上から以下の順番。
・ラムショルダー(タレ)
・ラムショルダーキノコ(塩)
・ラムレバー網脂包み(塩)
・ラムランプ·長芋(タレ)
・ラムネック(山椒醤油)
ラムショルダーは肉が柔らく、クミンの香り、炭の香ばしさが何とも言えず、これは癖になる美味しさ。タレの方が塩味がしっかりと感じられるのに対して、塩の方がキノコが入っていることもあるのだろうが少し淡白な印象だ。
レバーは柔らかく意外と癖がなく旨い。ランプは羊肉よりも山芋に印象が引きづられる。ランプだけだと淡白になり過ぎるのだろうか。ネックは一番脂が乗ってまた違った魅力がある。
スペアリブ
すっかり味をしめてスペアリブのスモールサイズを追加。メニューにはラムフレンチチョップなるメニューもあるのだが、こちらはクミンを使用しないとのことだったのでこちらを選択。肉は噛みごたえがあって野趣溢れる。
羊辣子絆麺
メニューには食べる羊ラー油まぜそばとある。ある程度、食べ進んだところで注文したのだが、出てくるまでの時間が早いので正解だった模様。
麺は加水低めの平打ちタイプ。挽肉と食べるラー油?をひたすらに混ぜ合わせて頂く。
ほどよい辛さで味のバランスも悪くない。ただ思いの外、具材が絡みにくいので、もうひと味欲しくなる。
一緒に添えられた黒酢を掛けながら頂くと効果的。
今回、色々と頂いた中ではショルダータレに軍配が上がる。これだけでひたすら飲めそう。それにしてもクミンと羊がこれほどまでに合うとは。