今回は4名で訪問。早い時間に入店したので、その時は分からなかったが、気がつけばいつしか満席になっていて、相変わらず人気のほどが窺える。
こちらではコースではなく、単品料理をシェアしていくスタイル。故にビストロではあるがワインバーに感覚は近く、文字通り居酒屋的な使い方ができるカジュアルさが人気なのだろう。
前回の教訓を生かし1人ひと皿計算で注文するとあと1品追加すると丁度いいと思いますとの助言を得て全部で5品お願いした。
パテドカンパーニュ
典型的なビストロ料理だが、こういう基本的なところがしっかりとしているところに好感が持てる。
鯖のマリネとラタトゥイユ
こちらが敢えて追加で注文した料理。ラタトゥイユの上にマリネした鯖が乗る。鯖は皮目を焼いていてカツオのタタキ風な仕上がり。鯖にはワインビネガーの酸がしっかりと効いていて、組み合わせの妙も面白い。
砂肝のコンフィときのこのサラダ
こちらも前回からのリピート。砂肝はコンフィの香ばしさがありながら身はとても柔らかく、安定感のあるひと皿。
豚肉のロースト
肉料理になると俄然、ポーションが大きくなる。ほどよい火入れで肉はしっとりと柔らかい。グリルした野菜も豊富で今回注文したメイン料理ではこちらに軍配があがる。ただソースはやや甘め。
仔羊のもも肉のグリル
肉の上にはたっぷりのワイルドライスが添えられている。肉はロゼカラーの火の通し。もも肉なので脂肪分が少なくやや淡白な味わいながら、ワイルドライスがそれを補ってくれる。
ワインはボトルでも5,000円前後でいただけるのでコスパが高い。
やっぱりひと皿分多い印象的で、結局、デザートまで辿り着けなかった。