家禽類の焼肉専門店
駅から2、3分の距離にあるジビエの焼肉が頂けるお店。テラス席とカウンターがあって席数も割りと多い。
ジビエは鹿や猪がメインだが、他にも日によって様々な種類の家禽類が頂ける。例えば、この日はうさぎや真鴨といったものがオススメ料理として用意されていた。
鹿だけでも蝦夷鹿と日本鹿があり、各々にいくつかの部位が用意されている。全ての部位が揃っている訳ではないが、各々数種類から選択可能。猪についても同様だ。また、部位によっては味噌漬けにしているものもあるが、生があるものについては塩か醤油を選択できる。
まずお通しとしてキャベツが供される。どれも肉自体の味が濃いのでこういう合いの手は嬉しい。
猪の肩ロース
肉の色もキレイでほどよく脂がついている。こちらは塩で頂いた。
肉は七輪を使って焼く。すべてのお肉に言えることだが肉そのものに嫌な臭みはまったく感じられない。
猪のバラ肉
こちらは味噌漬け。かなり脂身たっぷりだが思ったほど気にはならない。味噌の味も強すぎず素材の持ち味がしっかりと感じられる。
蝦夷鹿の味噌漬け
部位は失念してしまったが、同じ味噌漬けならこちらに軍配。味噌の風味が猪と比べてより軽やかで肉の味をしっかりと味わえる。
日本鹿の芯玉
思った以上にしっとりとしていて肉も旨味がある。見た目の色とは違い、鹿特有の血生臭さも皆無。味噌も悪くはないのだが、生で頂けるものは基本生で頂くのが正解なのではないだろうか。
真鴨
明らかに合鴨とは違う色合いだ。こちらは醤油で頂いた。本来相性はいいはずなのだが、若干しょっぱすぎたのが残念。ある意味これが一番野趣あふれる味わい。
ここからはサイドメニューを。
しうまい
こちらは猪の肉を使ったシューマイで脂身が多いせいか、とてもジューシーな仕上がりで素直に旨い。
罠サラダ
こちらはパクチーを使ったサラダ。獣肉との合いの手としては思った以上に相性がいい。
ポテサラ
こちらにも猪の肉が使われているのだが、言われてもわからないレベル。