博多うどんのお店
早稲田通りを小滝橋方面へ。駅前から続く喧騒が途切れ、寂しくなってきたところから更に少し進み、路地を右手に入る。駅からは10分ほどだろうか。
食券を購入して席につく。混雑時は先に食券を購入してから並ぶシステムだ。
外観の佇まいとは異なり、少し雑然とした雰囲気。
ごぼう天
5分ほど着丼。器の上に冠の様に乗ったごぼう天。実に豪快な出立である。
ごぼう天を崩してようやくうどんとご対面。
きね打ち麺の様な透明なうどんで、手繰ると全体的に少し短い。
柔らかめの茹で加減でコシはそれほど強くないが、つるつるとした喉越しの良さは魅力的。これならば冷たいうどんにした方がより持ち味を発揮しそうだ。
つゆは博多うどんらしく最初に甘さを感じるがダシの旨味しっかりと効いていてつゆそのものは旨いのでさほど気にならない。
ごぼう天はがごぼうそのものが厚く硬いので少し食べづらい。また、衣が多いため、食べ進めると衣の海になってしまう。
温かいうどんではごぼう天はベストチョイスではなさそうだ。むしろ単純にだしの旨味をストレートに楽しめるメニューがいいのだろう。