さり気ない佇まい
築地と言っても裏通りにあるため、この辺りまでくると人通りも少ない。看板や暖簾を見る限り、比較的新しそうにも見えるが、古くからあるお店の風情で周囲の景観にも溶け込んでいる。
お昼少し前の11時台。暖簾をくぐると既にほぼ満席で、かろうじて1席のみ空いていた。
店内はカウンターとテーブル席があるが、小ぢんまりとした造りなのでかなり人口密度が高い。
メニュー
ロース、ヒレ、海老フライにカツカレーと少数精鋭の構成だ。
ロースカツライス
目の粗いパン粉を使ったザクザクとした食感の衣。その割に油切れは悪くないのだが、その衣の粗さに反して肉が薄い。とんかつというよりはカツレツに近いものでバランス的にちょっと微妙。また、肉そのものにもそれほどのインパクトが感じられない。
付け合わせにナポリタンが付いているなど、ご飯を含めて全体的にボリューム感がある。