LAND(カレー/目黒)
バランスが取れたスパイスが織りなすハイレベルなカレー

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大鳥神社交差点手前

駅からはかなり距離が離れているものの、わざわざ食べに行く価値があるお店。

螺旋階段を登ったビルの2階。入口の扉を開けると、スパイスの何ともいい香りに包まれる。
俄然、期待が膨らみ、食欲が掻き立てられる。

オープンキッチンのカウンターが9席。他に、最大3名が座れるテーブル席が2つあるだけの小体な造り。
そのため、混雑時は螺旋階段の下まで列ができる事も。

メニュー

メニューは7種類のカレーと各種トッピングが用意されている。
今年に入りサラダとピクルスは別料金になった。

意外と女性客が多い。それも一人客の姿が目につく。
と言うことは量が少ないのだろうと思い、ご飯のみ大盛に。別途、ルーを大盛にすることも可能だ。

チキンカレー

お皿にご飯を盛ると2つのヘラを巧みに使い、ピラミッド型に整形していく。
更にルーを注いだ後、各種スパイス類を振りかけ完成する。

玉ねぎをじっくり炒めて作られたカレーはしっかりとコクがあり、鶏肉にもキチンと味が浸透している。
スパイスのバランスが見事で、特定のスパイスが突出することなく、全体がひとつに調和している。

メニューに書かれている辛さの表記は5段階中2となっているだけに辛くはない。
しかし、食べ進めるにつれ毛穴から汗が吹き出してくるから不思議だ。

ピラミッド型に盛られたお米だが、随時、鍋を使ってこまめに炊いている。
従って、ほぼ炊きたてに近い状態だ。ご主人の細やかな心遣いが感じられる。

ポークカレー

普段、あまり食べることがないポークカレーだが、ここのお店では別格である。

ルーはチキンよりも更にコクを増す。より多くの玉ねぎを使用しているからなのだろう。
辛さは5段階中4とパワーアップするが、それほど辛すぎる訳ではない。むしろ、ほどよい辛さと言える。
そして、豚肉の何と柔らかいことか。味がしっかりと染み込んで比類ない美味しさ。

今回、オススメである温玉とチーズをトッピング。合わない訳ではないが、温玉はマイルドな方向にシフトして、せっかくのスパイスの魅力が薄まる。チーズもハードなタイプなので、かえって食感が邪魔になり効果の程は認められなかった。そのままの状態が一番である。

バターチキン

いわゆる、インド料理店のバターチキンとは一線を画する。スパイスはチキンカレーに比べてややターメリックが多い印象を受けた。マイルドな口当たりで、辛さは少し物足りない。チキンカレーで出た汗もこちらでは全くかかなかった。

どのカレーもマッシュポテトが彩るのが、こちらのお店のカレーの特徴のひとつ。
これがいい緩衝材になり、時々、目先を変えながら最後までより美味しく食べさせてくれる立役者だ。
このマッシュポテトが結構、腹持ちの良さにも繋がるのでチキンで試した大盛りは後々後悔することになった。

カレーは都内でもトップクラスと言っても過言ではないだろう。
ただし、週休3日と営業時間が脅威の短さなのが玉にキズ。

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