
界隈には古い喫茶店が多いが、その中でも昔からお気に入りの一軒。お店の佇まいも昔と何ひとつ変わらず、昭和の時と変わらない。それもまたいいところ。
古い喫茶店でも自家焙煎を標榜しているお店は少なくそういう意味でも基調な存在。
椅子は木製の固いものなので決して、座り心地がいいものではない。だから長居するには向かないのだが不思議と落ち着ける。

周りを見渡すとケーキを注文するお客が多い。餃子で既に満腹状態だったので今度、機会があれば試してみよう。この日は最もハイローストである仏蘭西ぶれんどをお願いした。
モカがメインのブレンドで少し焦げくさいくらいのハイローストで苦味が強い。抽出温度が高いせいか幾分、渋みも感じられたが温度が少し下がってくると味も落ち着いてきて、コクと甘みも感じられる様になった。

お昼が早かったため、比較的空いていたが、帰る頃にはほぼ満席の盛況ぶり。


