開店間もない日曜日の昼下がり。猛暑のせいか並ぶことなく店内に。
前回は醤油を頂いたので今回は塩と決めていた。お店に着くと立て看板にくるみだれせいろというそばに見立てた季節限定メニューがあり、これにはいささか心が傾いたもののここは初志貫徹で。
まずは、ビールで暑気払い。
チャーシューなどのつまみ類がないのが惜しまれる。
塩らーめん全部のせ
ビールをほどよく飲み進んだところで着丼。具材は醤油の全部のせと変わらない構成だ。
もっちとして弾力性のある麺も醤油と同様。それだけに塩だと少し負けてしまうのではないかと思ったが杞憂に終わった。
スープは透明感がありながら単に透き通っているだけでなく、複雑に色々なものが混ざり合った風合い。実際の味わいも色々な海産物の風味が感じられる。塩気は棘がなく丸みを帯びていて麺との相性も良く、塩気もしっかりと感じられ良く寝られた味に仕上がっている。ただスープの温度が低めだったことが少し気になった。
チャーシューをはじめ、具材の出来も上々。女性店主の心温まる応対にも好感が持てる。