小籠包の老舗
古くからある中国料理店で小籠包を日本で始めたお店とも言われていて、かつて、「美味しんぼ」にも出たことがあったように記憶している。
大門駅の方が近いが浜松町からも北口を出て左にひたすらまっすぐ行くだけなのでわかりやすい。
入口のメニューを確認。小籠包が1,400円と書かれている。前回の訪問はかなり前になるが、確か2,000円はしていた様に記憶しているが、安くなったのだろうか?
店内に入ると12時になったばかりだというのにほぼ満席の賑わい。
改めて、店内のメニューを確認すると週替わりの定食が用意されていた。
周りのテーブルを見渡すとおかずに結構なボリュームがある。今回は4名で訪問したので、各々を注文して取り分けることに。それに小籠包を別で注文。どうやら小籠包の数が少なくなった様で、6個がベースとなり後は人数によっていくつでも調整できるようになっていた。
コスパが高い今週の定食
料理は街中華とも違った古き良き昭和の中国料理店的な趣きが感じられる。
海老と玉子の炒めなど塩味なのだが、味付けがしっかりとしているのでごはんが進む。
さきほども書いたようにおかずにボリュームがしっかりとある。更に定食にはライス、スープ、ザーサイ、デザートが付く。ライスはおかわり自由なのでボリューム的な満足度は高い。
小籠包
1個がしっかりと大きいのが特徴。皮のもっちりした食感を楽しませるタイプではないので皮は厚め。
それがかえって破けないという効果を生んでいる。そのためたっぷりのスープが口中に溢れ出す。丸一個そのまま口に放り込むとその大きさから自由がとりづらいところにアツアツのスープがたっぷりと流れてくるので、しばらくでホフホフと身動きがとれなくなる。
卓上に黒酢がなかったのでお願いすると普通の酢に醤油を混ぜると黒酢になるというまことしやかな事を言われるが、餡は調味料がなくても十分なほど下味がついているので、少し醤油を垂らすくらいで十分。
やはり、このアツアツは癖になる。