すんなり入れたものの・・
最寄りでは溜池山王が一番近い。オフィス街なので、土曜は人出も少なかろうと見越しての訪問。
開店から既に5分が経過していたが、並んでいる人はいない。
入口に設置されたメニュー
更にこちらには和豚もちぶた、パン粉、こめ油、お米へのこだわりとおすすめの食べ方が記されている。
扉を開けると目の前にテーブル席と小さなカウンター席があり、更に奥の空間にも席がある様子。
席について10分ほどすると既に満席となったので、すんなり入れたのは幸運だった。
問題はここからである。待てど暮らせど自分がいる入口に近いスペースには一向に運ばる気配がない。
最初のローテーションで入ったにも関わらず料理が到着したのは実に40分後。
普段の行列もこの辺に理由がありそうだ。こうなると平日はおいそれとは来られない。
まさむねカツカレー
注文時にごはんとキャベツが大盛りに出来る。今回はキャベツのみ大盛に。
出来ればカツとカレーはセパレートにして欲しいところだが、カツには半分ほどカレーが掛けられている。
本当はごはんとカツの位置が入れ替わるくらいが丁度いいのだが。衣にカレーの水分が付いていることもあるが、皿が大きいためカレーとごはんとの距離が離れていて食べづらいことも理由のひとつ。
カツのカレーが付いていない部分を頂くと衣への浸水の影響でサクサク感はあまりない。
続いて、カレーだけで頂く。スパイシーなカレーで、カツカレーとしては珍しいタイプである。
カレー自体にコクや旨味はそれほど強くない。むしろ平坦でストイックな味わいだが、
バランス良く収まっていて好感が持てる。
カツとカレーを一緒に頂くとあら不思議。
カレーの足りない部分をカツがいい具合に補完してくれる。
こうなるともはやカツ単体がどうこうではなく、両者が一体となって別の次元へと進化する。
そう考えるとあくまでも主役はカレーでカツはその触媒ということになるのだろう。