味百選(催事/日本橋)
2019年秋

シェアする

スポンサーリンク

開催40回記念

今年も味百選の季節がやってきた。春と合わせてここ数回、以前ほどの勢いが感じられない気がする。
記念開催とは謳っているものの、今年は日本酒の樽酒販売が行われず、どうしても縮小傾向にある様に感じてしまうのは気のせいだろうか。

今回は無くなったものの補充やこれだけは外せないものだけにして、個人的にも規模は縮小気味だ。

この季節外せないもの

村上重本店とマ印 神内商店の2つ。これがあるから足を運んでいると言っても過言ではない。

村上重本店

中でも、目玉は樽出しの千枚漬。

近年、この季節になると地下の味百選のコーナーでも購入する事は可能だが、樽出しで購入できるのはこの味百選のみ。秋の訪れを感じさせてくれる風物詩のひとつだ。

この上品で貴賓に満ちた味わいは村上重本店ならでは。

他に樽出しの白菜の昆布付けと新商品の長芋を購入。

白菜はかなりのヌルヌルで切るの心が折れそうになるが、こちらも名物のひとつ。

マ印 神内商店

超高級すし店でも使われている日本一のいくらである。しかも、一般の人が購入できるのはこの催事のみ。
都内某所のカリスマ鮮魚店の店主もいくらならこれが日本一だと話していた。
勿論、この鮮魚店でも購入する事は出来るのだが明らかに味が違う。

その事をおばちゃんに告げると「それは当たり前でしょ!豊洲市場では冷凍物しかないのに対して、これは昨日作ったばかりで、一度も冷凍しないものを生で持ってきているんだから」だと言う。なるほど、それは頷ける。パッケージを見ると前日の製造日になっている。これは豊洲市場で仲買の人も購入できない希少品なのだ。

いくらは塩漬けと醤油漬けの2種類があり、お店では塩漬け推しなのだが、個人的には醤油漬けが好み。

今年のいくらは例年に比べて皮が薄く出来がいいのだという。

その言葉に偽りはなく、本当に美味しい。鮭の味がするいくらである。
半分ほど食べて後はお正月用に冷凍で。(1年くらいは大丈夫らしい)

ストックの補充

例年購入し、無くなったものたち。

ヤマト醤油

最近は右側のうす色だししか持ってきていないのだが、以前購入した別のだしが好みだったので、聞いてみると数本だけ持ってきているという。折角なので各1本ずつ頂いた。日々の手抜き料理に使い勝手がいい出汁である。北前船は今回もなかった。しばらく作っていないのだそうだ。

奥井海正堂

右側の利尻昆布の切り落としはコスパが高くておすすめだ。左側の昆布は出汁ではなく食べる用の昆布で、簡単で驚くほど柔らかくて美味しいとの事でおすすめされ、初挑戦。これからの鍋の季節が楽しみだ。

藤子ばあちゃんのまごごろ米

折角いくらがあるので、そのお供に。

やまつ辻田

極上七味はまだストックがあるし、時間が掛かりそうだったので今回はこちらのみ。

味の牛たん㐂助

牛たん切り落とし。コスパが高く早くに売り切れてしまう。今回は13時近かったが何とかギリギリ間に合った。こちらは冷凍保存し、忘れた頃に発掘されると嬉しいひと品。半年くらいは全然問題なし。

ランチ用として

翌日のランチ用にこちらの2品を購入した。

ビーフヘレカツサンド

薄手のパンがサクサクと香ばしい。

ツォップのカレーパン

今回、初登場の松戸のお店。絶えず、列が出来ていた。出来立てが買えるので本当なら屋上に持っていって食べた方がサクッと感がより味わえるのだろう。