いいタイミングで
お昼時の真っ只中。どのお店もかなり行列している状態だ。
他のお店に比べて比較的行列が少なかったこちらのお店に並ぶ。
前に5人の先客がいたが、この時間にしてはいいタイミングと言えそうだ。
結局、10分と待たずに席に通された。
店内はカウンターと大きなテーブルがひとつ。他にもテーブル席がいくつかあり、
全部で20席ほどはあるだろうか。
並びながらメニューを検討
店頭に出されたメニューを見るとランチのセットが3種類。
とんかつ店を標榜しているが、ひとつのランチ定食にヒレが含まれているものの、殆ど魚介類のフライの組み合わせで構成されている。実際に店内に入って見回しても殆どのお客はランチセットを注文しているようだ。
魚介系のフライは単品からでも注文が可能だったので単品を組み合わせる事も考えた。
しかし、並んでいる間、色々と調べていたら、とんかつ本を書いている知人が豊洲市場でこちらのお店に唯一訪問されている事を知ることに。
ならば、これはとんかつがいけるかも知れないと思い、ロースカツ定食とカキバター+カキフライを単品で追加した。
カキバターとカキフライ
まず、最初に供されたのがカキバターとカキフライ。
カキはかなり粒が大きく立派ないでたちだ。2つしかないのに存在感がある。
まずは、カキバターから。
丁度いい火加減でカキのプリッとした弾力性があり、バターの香ばしさが絡む。
一方、カキフライは素材の旨味を封じ込め、ジューシーに仕上がっている。
いずれも秀逸の出来栄えでもっと食べたい衝動に駆られる。
各々3個ずつ愉しめるカキのミックスフライ定食を食べるべきだったかと少し後悔。
ロースカツ定食
箸で食べられるように事前に小さくカットされた状態で供される。
カキフライに比べると個人的には少し微妙な感じ。
衣はそれほど厚くないのだが、少し火が通りすぎているのか、衣がかなり硬い。
ご飯は艶々していてとても美味しい。
次回はランチ定食にはない、ハモフライなどの魚介系のフライにカキバターとカキフライを追加して頂こうと思う。