老舗洋食店
甘坂横丁の交差点から徒歩1分も掛からない場所にある老舗の洋食屋。
もうかれこれ何十年ぶりになるだろうか。当時何回か訪問したものの数軒先にある洋食屋さんと比べると少し物足りなさが感じられたのと、料理の提供に時間が掛かた印象があって自然と疎遠になってしまった。ここ数年人形町を訪れる機会も増えたのでかねてより気になっていた。
入り口に掲げられたお品書きを見るとお値段もこの辺りにしては良心的。土曜日の13時過ぎだったので混んでいるか心配だったが、一階にあるテーブル席2つはいずれも空いていた。
オムライス・メンチカツ小
メニュートップにあるこちらの料理を選択。しばらくするとお箸とスプーンが供された。
空いているとは言え、料理が出てくるまで少し時間が掛かる様で提供まで15分ちょっと掛かった。
まずはオムライスを。
オムレツは薄く仕上げれているので全体的に重さを感じない。
ごはんは粒立ちが良く、ケチャップの甘さもほどよく抑えられている。恐らくケチャップだけでなく、白ワインもしくはトマトソースなども使われている模様。
恐らく、昔訪れたときはカツライスを頂いた様に記憶しているが、その時に比べても揚げ物の出来が良い。衣は薄くカリカリと香ばしく油切れもいい。断面からもジューシーさが伝わる。事前にカットしてくれるのは食べやすくていいのだが、これなら直接かぶりついて肉汁を満喫したい。
ただでさえ、単調になる料理におかずを付けることで飽きずに頂ける。これは他のお店も見習うべき。
全体的に以前よりも遥かに好印象。