昨秋オープンの新店
水天宮と箱崎JCTの丁度、中間点ほどに位置している。特に派手さはない外観だが、白壁がひときわ目を引く。蘭州拉麺の流れを汲み、福建省厦門(アモイ)で独自に発展を遂げた麺料理を食べさせてくれる。
メニュー
汁なし麺の牛肉拌麺と汁物の牛骨薬膳拉麺が二本柱。
こう書かれているとやはりスープに魅力を感じてしまう。料理を待つ間、食べ方の説明に目を通す。
麻婆豆腐
サイドメニューとしてミニサイズの麻婆豆腐があったのが目に入った。何か唐突な印象を受けたのでもしかしたら期待できるのでは?と思って注文したのだが、これが正解だった。
辣油の辛さと花山椒のバランスがよく、パクチーがいいアクセントになっている。
牛骨薬膳拉麺
無料との事なので大盛りにした。麺は手打ちで注文を受けてから延ばしていく。もっちりとした食感でラーメンと言うよりはうどんに近い。
スープはかなり熱々の状態で運ばれてくる。ひと口啜るとパクチーの香りが強い。見ても殆どがネギでそれほど沢山入っている訳ではないのが不思議だ。スープ自体はすっきりとした味わいながら深みがある。
しばし食べ進めたところで、調味料を追加していく。
辣油は一番支配力が強いと思い、後回しに。まずはニンニク油を。
続いて、香酢、辣油と順番に追加していった。
酢と辣油が入るだけに寒い日はかなり温まりそう。