
ソニー通り沿いにあるお店。駅からは歩いて5分ほど。少し前にお店の前を通り掛かった時にかなりの行列を目にして気になっていた。
多少、並ぶ覚悟で行ってみると先客は10人ほど。店内は広く席数も多いため、回転は早い。結局、10分も待たずに店内に。

こちらの売りは雲呑麺。ランチはご飯とのセットがあって、ほとんどの人がセットを注文しているようだ。
雲呑麺はワンタンの数や種類などのバリエーションが用意されている。更にスープも塩か醤油のどちらかを選らぶ。塩押しなのか塩を頼んでいる人が意外と多い。ご飯も煮豚飯、高菜飯、魯肉飯の3種類と豊富。
ランチ雲呑麺のご飯セット
初見なので一番オーソドックスなこちらを注文。雲呑麺は醤油に、ご飯には魯肉飯をチョイス。
料理は出来た順に運ばれてくる。まずは雲呑麺。こちらの雲呑麺はワンタンが7個も入っているのが特徴で、それだけに雲呑麺の普通サイズとご飯小の組み合わせでいいものかと最後まで悩んだ。

更にワンタンを食べるための調味料類が多数用意されているところが面白い。ラー油と酢、塩しょうが、玉ねぎ甘酢、黒酢とこれだけでも4個分になるのだが、更にニラの醤油漬けにしたタレもある。

ワンタンの味変に集中しすぎたせいか雲呑麺単体の写真は撮り忘れてしまったようだ。定番のたれの中ではラー油と酢に軍配が上がる。ワンタン自体、皮と具材のバランスがいい。
肝心の雲呑麺だが、スープの色はかなり薄めの醤油味。麺は透明度のあるつるつると喉越しのいい細麺で意外と麺のボリュームが多い。全体的には無難にまとまっている印象。

たれのイチオシはニラだれで、スープに醤油度が薄いだけにこれを麺に投入してもいけた。また、このニラダレにラー油のハイブリッドも悪くない。結局、雲呑麺のワンタンとしてタレ無しで頂いたのは1個のみ。

続いて、セットの魯肉飯。こちらは小なのでもっと小さいかと思いきや想像以上に大きい。しかも、たっぷりの肉に搾菜、高菜、煮玉子が乗る。豚のバラ肉に味がしっかりと染み込んでいて、よくまとまっていた。
ボリュームもさることながら、カロリーも相当高そう。麺もミニなミニミニセットなるものもあったのだが、個人的にはそれで十分な気がした。
ワンタンを小籠包の様に頂くスタイルはなかなかに楽しい。今度は塩味でミニミニセットを試してみたい。


