駅から徒歩2分ほどの路地裏にひっそりと店を構えている。
オープンしたのは一年ほど前。黄金鯵が頂けると言うことで以前から気になっていた。
土曜日の12時半過ぎに到着。店内はカウンターのみで10席に満たないほどのキャパ。ランチは数量限定なので混雑と売り切れを心配していたのだが、先客は何とゼロ。
ランチはとんかつとアジフライの2種類のみ。お目当てのアジフライだが、この日はいつもとは違うメニューだとのこと。
この日は普段と違いサイズの違う2種類のアジフライの食べ比べという内容。小さいアジはウェルダンのよく揚げで、大きい方はお好みの揚げ具合を選択できる。一方がウェルダンなのでこちらはレアでお願いした。
アジフライ
アジフライの前に小鉢とご飯が供される。手前が鶏皮を使ったサラダで、レンズ豆が入った優しい味わい。しらすもモノがよく、真打ち登場前からご飯が進んでしまう。
アジフライはフライヤーを使い温度管理がされていて、165度のやや低めの温度で揚げる。レアに関しては驚くほど揚げ時間が短い。粗めのパン粉を纏った衣はサクサクとした食感が小気味よく、すこぶる軽い。
レアのアジは魚そのものの質も高く、文句無しの美味しさ。塩などいくつか用意されている調味料を試したが、出汁醤油との相性が一番良いように感じた。
ウェルダンのアジフライもクオリティ高く、これはこれで味わいが濃く甲乙つけ難い。
ごはんや味噌汁の質も高く、全体を通して満足度が高い。
これならば林SPFを使用したとんかつも間違いなさそうだ。間をおかずに再訪したい。