デパートの催事で訪問。
本来、この催事では千枚漬が看板商品となり、樽出しの千枚漬を持参するので毎年楽しみのひとつにしている。ところが、催事の事前広告を見ても千枚漬の事には一切触れられていない。
実際に売り場に行っても同様、千枚漬は販売されていなかった。
聞けば猛暑の影響で聖護院かぶらの種蒔きの時期が遅れ、結果的に催事には間に合わないということだった。
早くても11月末か12月初旬にならないと購入出来ないらしい。
その代わりに催事限定の漬物が数量限定で販売されていたので購入した。
小蕪と茎山葵の浅漬け
確かに浅漬けではあるのだが、千枚漬に比べるとややしっかり目の浸かり具合。ベクトルは同じなので千枚漬の代替としては十分に満足がいく。茎山葵は癖が少なくほんのりと香る山葵がいいアクセントになっていて完成度が高い。
勿論、ごはんのおかずにもお酒のアテとしても最適だ。
樽出しの千枚漬けは来年のお楽しみに。